近所の身近な虫さがし

虫ドットコイ

クサカゲロウのなかま

クサカゲロウ
えさ 幼虫はアブラムシなどの虫。
コメント 成虫は夜行性で、よく明かりにやってくる。
卵は糸の先に粒がついた形で、「うどんげの花」といわれている。
左写真のようにバラバラなものと、産み終わったら糸の部分をねじって1本にしてあるものを見かける。

幼虫はアブラムシを食べて、その死がいを自分の背中にせおう。

クサカゲロウはいろいろ種類があり、細かい区別はむずかしい。
幼虫が死がいをせおわないものもいる。

左の写真は、8月夜7時、卵を生んでいる成虫。
近づける
チャンス
幼虫はアブラムシが集まる場所で見かける。
成虫は灯火採集。または、門灯のところを朝さがしてみる。

いろいろメモ

クサカゲロウ幼虫
見た場所 モッコウバラ
見た時期 8月
コメント ゴミをせおって歩いている幼虫。
クサカゲロウ幼虫
見た場所 ヘクソカズラ
見た時期 8月
コメント ヘクソカズラヒゲナガアブラムシを食べていたと思われる。

写真は、せおっていたゴミを私がはずしたもの。
はじめて見つけたので、「この動くぐちゃぐちゃは何なのか?」と思ってゴミをとりのぞいたら、毛むくじゃらのアリジゴクみたいな形の虫が出てきた。

飼っていたら、さなぎのまゆもアブラムシの死がいで包まれていた。
クサカゲロウ幼虫
見た場所 草っぱらのセイタカアワダチソウ
見た時期 5月
コメント これはゴミをせおわないタイプの幼虫。
体の毛が少なく、つるっとした感じ。
クサカゲロウ卵
見た場所 草っぱらのセイタカアワダチソウ
見た時期 9月
コメント 卵も、この写真のように糸の部分がねじってある形の種もある。