近所の身近な虫さがし

虫ドットコイ

クサグモ(タナグモ科)

クサグモ
大きさ メス 14~17ミリ
オス 12~14ミリ
見る時期 7~10月
管状住居
アミの形 棚網(たなあみ)
コメント 生垣などの枝に大きな棚網をはる。
お皿のような部分、その上のぐしゃぐしゃな部分、お皿の下のトンネルのようなかくれ場所からできている。
ぐしゃぐしゃのアミに迷いこんでくる虫を、トンネルの中で待ち受けている。

卵のうの形は、ふしぎな多面体で、子グモは春までそのなかでくらす。

左の写真は、11月、枯れ葉の中に家を作って越冬していたところ。

いろいろメモ

クサグモ
見た場所 田んぼわきのヒイラギの生垣
見た時期 7月
コメント 棚網のトンネルから出てきたところ。
(ふだんはトンネルの中にかくれている。)
クサグモ
見た場所 近所の雑木林の横の体育館
見た時期 8月
コメント おなかの大きいメス。
クサグモと卵のう
見た場所 海岸そばの遊歩道のしげみ(三浦半島)
見た時期 9月
コメント 多面体の卵のうを守るメス。
クサグモ卵のう
見た場所 空き地のクワの枝
見た時期 9月
コメント クワの葉を丸めた中に卵のうが作られていた。
卵のうはたくさんの糸でがっちりと作られている。
手で引っぱってもこわれたりしない。