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夏休みの自由研究(虫関連)

わが家の子どもたちの自由研究の一部です。
虫に関するものだけ引っ張り出してきました。
ふだんの生活や遊びの延長みたいなものばかりですが・・・。

庭の生き物調べ(1年生の時) おすすめ度★★★★★お手軽度★★★☆☆

庭の生き物調べ

庭の生き物をかたっぱしから探し出しました。
新しいのが見つかったり、変化があると、本人またはおかあさんがデジカメで記録。

小さな庭なのに100種類以上見つかりました。

夏休み中毎朝庭に出て虫さがし。

2~3ミリのヒメグモを見つけてからクモにこり始め、クモだけでも17種類見つけていました。

気になる虫は飼育箱に入れて観察。
夏休みの1か月だけでも卵を産んだり、成虫になったり、生き物ごとに変化があって楽しそうでした。


庭のおとし物調べ (1年生の時)おすすめ度★★★★☆お手軽度★★★★★

庭のおとしもの調べ

庭で見つけた脱皮がら、卵の抜けがら、食べたあと、鳥の羽など、自分が拾ってきたものをお菓子の箱に並べました。

ふだんの生活の延長で、ついでにできる自由研究です。


セミのぬけがら標本(1年生の時)おすすめ度★★★★☆お手軽度★★★★☆

セミのぬけがら

ふだんのお出かけの中で集めたぬけがらをお弁当の
空き容器に入れました。
いちおう裁縫用のマチ針で段ボールに刺しています。

同じパターンでセミの標本も作りました。
展脚とか全くせずにそのままグサッと。

セミはちょっと虫かごに入れっぱなしにしていると、
すぐにアリが食べに来ます。
そんなにおいしいのでしょうか。
お弁当の容器は密閉性が高くて、何年もたった今でもヘンな虫は入っていません。

最近は夏休みが終わるのが早いので、ツクツクボウシのぬけがらをさがすのが少しプレッシャーでした。


虫の貯金箱(1年生の時)おすすめ度★★★☆☆お手軽度★★★☆☆

虫の貯金箱

山梨のクヌギで初めてオオムラサキを見た時のことを
紙ねんどで作ったもの。

幼稚園の時から虫をねんどで作るのが好きだったので、
形はすいすいできました。

ただ、アクリル絵の具に慣れていなかったので、
色塗りは大変そうでした。

一回お金を入れたら、二度と出せない(!)貯金箱。


紙しばい(1年生の時)おすすめ度★★★★☆お手軽度★☆☆☆☆

かみしばい

弟と二人で虫とりに行ってちいさな赤いコクワガタを見つける。
赤いコクワガタがクヌギの激戦地で生きのびるという
お話でした。

今考えると、いつもの虫とりそのまんまのストーリー。
1年生の当時としては、お話を書くのがすごく大変そうでした。


セミの幼虫の抜け穴調べ(3年生の時)おすすめ度★★★☆☆お手軽度★★☆☆☆

セミの幼虫の出たあとの穴について調べました。

  ◆昼には地面に小さな穴が開いていて、幼虫は日没後に外に出るための準備をしていること。
     昼に公園で遊んでいて子どもたちが気がつきました。
  ◆特定の木のまわりに抜け穴が集中していること。
     いろんな公園をまわって、木ごとにまわりのセミの抜け穴を数えました。
     基本的にはクスが一番人気。
     木によっては100以上の穴が根元にあいていました。
  ◆ひとつの公園の中の同じ種類の木でも、抜け穴の数がちがうこと。
     鉄棒などの遊具のそばの木の下には穴がほとんどない。
     幼虫は、ちゃんと出てからのことを考えて出る場所を決めているらしい。(ふまれちゃ困るし。)

というような内容だったと思います。
「なんとか?コンクール」というのに応募したのに、参加賞ももらえず残念。

夕方のセミの幼虫探しにつきあうのは、やぶ蚊との戦いで、ものすごくかゆかったです。
わが家の近所では、出る前の幼虫探しは7月中、出たあとの抜け穴探しは8月以降です。
(アブラゼミとミンミンゼミしかいないので出現時期が同じ。)

尾瀬の生き物調べ(4年生の時)おすすめ度★★★★☆お手軽度★★★★☆

尾瀬の生き物(昆虫、花、木、キノコ)について調べました。

  ◆尾瀬の成り立ち
     高層湿原の性質と植生について。
  ◆花、昆虫、両生類
     花に集まるハナカミキリやチョウ、トンボなど。
  ◆湿原ならではの植生
     キノコ、朽ち木など。

というような内容だったと思います。

花と景色を楽しむために尾瀬に行ったのに、結局昆虫観察で大忙し。
あれほど多くの種類の虫がいるとは思いませんでした。 (花ばかりが有名ですね。)
尾瀬は完全に採集禁止なのでデジカメが大活躍。
尾瀬の虫は、ふだん見ない虫ばかりで、あとで調べるのが大変そうでした。

水はどこからどこへ?(3年生の時)おすすめ度★★★★★お手軽度★★☆☆☆

横浜の水道水がどこから来て、どこに行くのか、
川はどこから来てどう変わっていくのかを体験しました。

◆水道記念館、浄水場の見学
  まず、水道の水の仕組みや神奈川の水系などを勉強。
  横浜の水道水は山梨県(!)の道志川からはるばるやってきています。
◆宮ヶ瀬ダム訪問
  クワガタ探しのついでに宮ヶ瀬ダム訪問。
◆水源方面の川の虫とり(道志川、中津川、相模川)
  川の生き物が上流から下流へ変わっていく様子を見せたかったけれど、
  ただガサガサ採集が楽しかっただけ?
◆水再生センターの見学
  予約しておいたら、専任の方が水の浄化の方法や洪水時の対応など、丁寧に教えてくださいました。
  ウンチがぷかぷか浮いているタンクから、アユが泳ぐ最終処理後の水まで、工程を実際に見られて、
  自分のこととして感じられたようです。

参考:横浜市水道局「キッズページ」(水道水について)
   横浜環境創造局「横浜の水環境キッズページ」(下水処理について)

ただ、 いろいろやりすぎてまとめきれなくなって、学校への提出などはできませんでした。
さらに、あとでわかったのですが、4年生の時に学校行事として、浄水場にも、ダムにも行きました。
(無駄骨?いえいえ)


<おまけ> 虫の標本(学校には出さない自由研究)

死んでしまった虫の標本

◆死んでしまった虫の標本

家で飼っていて死んだ虫、外で死んだのを拾ってきた虫を並べた標本です。

カブトなどは戦ったキズが羽についているし、カミキリムシは触覚がほとんど残っていません。

でも、捨てたり埋めたりするのもかわいそうなので、思い出として標本にしてみました。(by 母)


子どもが初めて作った標本集

◆子どもが初めて作った標本集

この当時はおかあさんはチョウが怖くて触れなかったので、子どもがあやしい手つきで展翅していました。

アカシジミなどはリンプンがほとんどとれていますが。

最初から防虫剤を入れなかったせいか、紙容器のせいなのか、虫食いがいっぱいです。